MRI費用は3割負担？PETとの比較や脳ドックの検査内容

MRI検査は「費用が高そう」というイメージを持つ方もいらっしゃるはずです。MRI検査をお考えの場合は、医師と相談するのはもちろん、PET検査と比較するなどしてご検討ください。

こちらでは、頭痛でMRI検査を行う場合の費用や、脳ドックとPETの違いについて解説いたします。

京都のしみず脳神経外科クリニックでは、最新型のMRIを導入しており、高精細な検査が短時間で行えます。脳ドックの受診をお考えの方は、ぜひご利用ください。

MRI費用は3割負担？頭痛でMRI検査をする場合の費用

頭痛で病院に行くと、頭痛の原因を解明するためにMRI検査を行う場合があります。しかし、「MRI検査を受けると、高額な検査費用を請求されるのではないか」と、不安に感じる方もいるようです。

ここでは、例として頭痛でMRI検査を行う場合にかかる費用をご紹介いたします。

保険が適用され、3割負担の場合に支払う金額は、5,000円前後が一般的です。ただし、費用はMRIの機種によっても異なります。高性能な機種を使用している病院でMRI検査を受けると、10,000円ほどかかることもあります。

検査することになった際は、検査の内容だけでなく、発生する費用についてもご確認ください。心配なことがあれば、必ず尋ねておくべきです。

MRI検査を行う際は、痛む場所をしっかり伝えておきましょう。

MRI検査では身体を輪切りのように写真を撮影します。痛いと伝えた位置を重点的に撮影するため、場所を正確に伝えられないと、MRI検査をやり直すことになりかねません。

再度MRI検査を行えば、当然費用がかかります。検査費用をムダにしないためにも、症状については正確な情報を伝えるようにしてください。

MRI検査と似た検査にPET検査があります。PET検査とMRI検査を比較し、違いについて見てみましょう。

PET検査とは、ごくわずかな放射線を放出する薬剤18F-FDGを注射し、体内の放射線をPET装置で撮影します。ガンを中心に脳や心臓などの病気を早期発見するために有効な検査方法です。

一度に全身のガンを調べることができ、今までは見つけられなかった小さなガンも発見が可能です。腫瘍が見つかった場合には、良性か悪性かの判別もできます。

PET検査はガンでない部分はよく見えません。そのためPETと、エックス線で体の断面を撮影するCTを組み合わせた「PET-CT検査」というタイプの検査もあります。

近年では、PET-CT検査が主流です。「PET検査」と呼ばれる検査の多くは、PET-CT検査のことを指しています。

MRI検査は磁石と電磁波で体内を断面的に描写する検査です。エックス線ではなく強力な磁石と電磁波を用いることで、骨盤内で起きている病変や頭部、腹部などの状態を詳細に見ることができます。

まだまだ全国的に普及しているわけではありませんが、実はMRIでも全身のガンを検査することができます。MRIは薬剤の投与も絶食も必要ないので、負担の少ない検査といえるでしょう。

上記がPET検査とMRI検査を比較した、特徴や違いです。

PET検査とMRI検査にはそれぞれ得意分野と不得意分野があります。不明点や疑問点があれば、必ず医師にご相談ください。

人間の寿命が長くなった現在では、平均寿命よりも生活を楽しみながら健康に過ごせる「健康寿命」が注目されるようになってきました。健康的な生活を送るために脳ドックや人間ドックなどで定期的に検査を受けることが大切です。

ここでは、脳ドックや人間ドックの検査内容をご紹介いたします。

上記が脳ドックと人間ドックの一般的な検査内容です。医療機関によっては、婦人科検診や骨密度検査などが加わる場合もあります。

しみず脳神経外科クリニックでは脳ドックを行っております。今まで受診したことがない方も、定期的な脳ドックがおすすめです。

シンプルコースをはじめとした、様々なコースをご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

脳の病気は、ある日突然症状が出るようなケースもあります。早期発見のためにも、定期的な脳ドックがおすすめです。

医療負担が3割の場合、MRI検査に保険が適用されれば3割負担です。費用について心配があれば、保険が適用されるかどうかなどをしっかり確認しましょう。

しみず脳神経外科クリニックでは、より精密な検査を、より短時間で患者さまにご提供できるよう、最新型のMRI装置を導入しております（2021年1月より運用開始）。検査費用に関するお問い合わせにも随時承っておりますので、MRI検査をお考えの方はお気軽にご連絡ください。