【京都で脳ドックを予約】脳ドックの所要時間や費用について解説

脳ドックの所要時間

脳ドックにかかる時間は、30分～3時間程度です。脳ドックは、複数の検査を組み合わせて実施され、簡易的なものから精査するものまで幅広い検査コースがあります。検査数によって所要時間は大きく異なります。主な検査ごとの所要時間の目安は、次の通りです。

• 頭部MRI検査：約30～40分
• 頸動脈エコー検査：約20分
• 心電図：約5分
• ABI（血圧脈波）検査：約5分

検査のほかに、着替えや検査後の説明などにも時間が必要となるため、時間には少し余裕をもっておくと安心です。

所要時間が気になるときは、予約を入れる段階で詳細や混み具合を確認しておくとよいでしょう。

脳ドックに必要な費用

脳ドックにかかる費用は、2～5万円程度が相場です。受診するコースの検査内容や医療機関によって費用は異なるものの、大きくわけて2つの価格帯があります。

• 費用2～3万円程度のコース
• 費用4～5万円程度のコース

費用2～3万円程度のコースでは、MRI・MRA検査や頸動脈エコー検査など基本的な検査項目が設定されていることが一般的です。費用4～5万円程度のコースになると、心電図検査、ABI検査、血液検査なども加わる傾向にあります。

このように、脳ドックに必要な時間や費用は、検査コースや医療機関によって幅があります。そのため、受診目的や希望に応じてコースを選ぶ必要があります。脳ドックの受診を検討するときは、費用や所要時間のほかに、受けたい検査が網羅されているかどうかを確認しておくことも大切です。

脳ドック受診の目安は40歳

脳ドックを受けるべきタイミングは、生活習慣や病歴などによっても異なります。ひとつの目安となるのは40代です。脳血管疾患は、40～50代において発症リスクが高まりますので、その年齢の方は検査を受けたほうがよいでしょう。

また、40代は、不規則な睡眠やバランスの悪い食生活、過度の飲酒や喫煙習慣など、生活習慣の乱れによる影響が徐々に身体にあらわれ始める年代とされます。そのため、ひとつの目安として40歳以上の受診が推奨されているのです。

若い世代でも脳ドックの受診を検討した方がよいケースもある

20代、30代であっても、脳血管疾患のリスクがないわけではありません。日頃から頭痛などの自覚症状がある、生活習慣の乱れが気になる、脳の病気にかかった家族がいるといった場合は、年齢に関わらず一度検査を受けておくと安心です。

脳ドックは、くも膜下出血や脳内出血・脳梗塞の原因となる脳血管疾患を早期に発見するための検査です。自覚症状に乏しい疾患の早期発見に役立つため、年齢に関係なく受診を検討したい検査のひとつといえます。

京都のしみず脳神経外科クリニックでは、複数の脳ドック検査コースをご用意しております。血管病変（脳梗塞、脳出血、脳動脈瘤など）脳腫瘍、加齢的変化などをチェックできる「基本コース」や、MRI・MRA検査を受けられる「シンプルコース」、頭部から頚部までしっかりと検査したい方向けの「総合コース」など、ご希望に合わせてお選びいただけます。脳ドックの受診を検討されている場合は、ぜひご予約ください。